農業への想い
農業は今、後継者不足による耕作放棄地の増加、その結果生じた食料自給率の低下(カロリーベースで39%、穀物自給率は28%)など大きな課題を抱えています。
なぜでしょう、農業は過酷なわりには儲からない、定期的に休みがとれない、さらには自然災害や病害虫という、様々な困難と戦っていかなくてはなりません。 しかしながら自然と対話し作物と対話し、世話をかけてあげれば必ずいいものが育ちます。
そして、いい作物が育ち、皆がオイシイと言って食べてくれたときの達成感はなにごとにも代えがたい感動があります。
感動し喜んでくれる人々を増やしたい。そのために栽培面積を拡大し、作物収穫量も増やす。そしてその結果、耕作放棄地増加と食料自給率減少への課題を少しでも解決する事が出来ればいいと思っています。
宮澤 諒太
当社の取り組み
01.土づくり
「良い土とは何か?」
もちろんそれは作物がしっかり根を張り、養分を吸える環境にある事です。そのためには、土を豊か(団粒化)にしなければなりませんが、団粒化された土壌は、酸素が行き渡り、水はけ、水持ちが非常に良いです。
土づくりにおいての豊かさのキーは、いかに土を団粒化させるかなのです。私たちはそこに、強いこだわりがあります。
土壌には1gあたり1億以上の微生物がいるといわれています。そして、この微生物の働きによって豊かな土は形成されます。
だからこそこの微生物の働きに注目し、彼らを有効に生かす農法に重点を置いています。
- 家畜堆肥(豚糞、牛糞、馬糞、鶏糞etc…)
- 植物堆肥(バーク堆肥、敷き藁、ケイントップ、もみがら燻炭etc…)
双方ともに同じ有機物ですがそのパフォーマンスには差があります。当圃場では、各土の状態を見極め、堆肥を選別しています。
02.人づくり
土を作り上げるのは人です。 その人がこだわりや愛情をもって作り上げられるかが重要なのです。
良いものを作り上げるには、人間形成が非常に大切です。一人ではなかなか難しい、周りの皆に支えられ、協力して良い土と作物を作り上げます。
弊社では、10代から80代の幅広い年齢層の大切な従業員がいます。皆、作業を通じて、コミュニケーションを図り作物の成長と共に温かい人間作りをしています。若者が高齢者に元気を与える、高齢者が若者に知識と知恵を与える。そうして日々成長しています。
03.減農薬
緑肥と微生物により減農薬を実行しています。 ハウス天井に届くほどに育てる緑肥ソルゴー。 その根は1m以上張り、土の中の硬い硬盤を破壊する。
張られた根に酸素が入る隙間や水の通り道が出来ます。 また、これを畑にすき込むことにより、粗大有機物つまり微生物の餌となり、どんどん土が豊かになっていきます。施設紹介
ハウス 40棟
露地 33反
湖東オフィス
スタッフ紹介
宮澤
活気と勢いで農業を盛りあげます!
カスン
スリランカから来ました。勉強中です。
アーシャ
外国人スタッフの通訳と世話をしています。
神宮寺
毎日農作業で身体作りに励んでいます!
大石
植物と向き合い良い物をお届け出来るよう頑張ります!
そら
毎日マイペースな妹と甘えん坊の弟の世話で忙しいワン
レイ
食べるの大好きだから遊びに来るときにはおやつを忘れないでね~
凛太朗
今年は頑張って一人でお留守番できるようになりたいワン